自動車保険の保険料は、一括払い(一時払い)と分割払いの2種類があります。
自動車保険は補償内容の充実した契約内容にしようとすれば、すぐ年額10万円を超え、高くなれば数十万円になってしまいます。インターネット割引や保険料が減額になる特約を駆使しても金銭的な負担は決して小さくはありません。若い人の場合、ノンフリート等級が低くて保険料も割高な時期でもありますし、収入もそこそこ・車を買ったばかりでローンを払うだけで精一杯、お金に余裕がないという場合もあると思います。
分割払いは支払いの負担が軽いのが魅力。例えば総額10万円の保険料でも月々の支払い額は約8,300円と1万円未満に抑えられます。若い人はもちろん、まとまったお金を用意することが難しい人にとっては便利な制度でしょう。
さて便利な分割払いにも落とし穴が。保険料を分割で支払うことで負担感は小さいのですが、実際は分割手数料が上乗せされるため、総額でみると高くなります。その額なんと保険料総額の5%!
この分割手数料は主に入金確認の人件費などに当てられるものでキャッシングの金利などとは性質が違いますが、払う側からすると余計に取られていると考えると大きな損失です。自動車保険料の5%というと数千円〜1万円以上になりますから、払ったつもりで10年積み立てておけば旅行資金が作れますね。
逆に考えると今まで保険料を分割払いで払っていた人が今年から一括払いに変更すると、そのお金を年利5%で運用できたことになります。銀行の定期預金の金利が税引き1%未満の今どき、確実に5%利息がつく金融商品はありませんので、一括払いで払った方が絶対に有利です。
新規で自動車のローンを組む前には、保険料を一括で払えるだけの余力を残しておくと賢い運用といえます。
現在はクレジットカードの決済できる範囲が広がっているので、自動車保険の保険料もクレジットカードで払えるようになっています(分割払いはクレジットカードのみ受付というところもあります)。請求書払いや銀行引き落しではなく、なぜクレジットカードが優れているかというとポイントが加算されるからです。
各社クレジットカードの利用額に応じたポイントが加算される仕組みを持っています。このポイントを貯めると商品と交換したり、金券・商品券と交換したり、マイルに返還して搭乗券を購入することもできたりします。これらのポイント制度を利用しない手はありません。
クレジットカードの利用付くポイントは、1ポイントの価値がカードによって違います。お得なカードとそうでないカードがあるのでしっかり見極めて、お得なカードを集中的に使い込んだ方がより効果的です。
毎年数万円〜数十万円に上る自動車保険料を現金や振込みで決済しても1円も返ってきません。クレジットカードで支払うようにすると、1%以上返ってくるカードもあるのです。すぐにクレジットカード決済の手続きをしましょう。
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